はみ出しナースの歩歩是道場~おふくの日々~
おふくの日々のできごとや、はみ出しナースのつぶやきを綴っています。
ときどき、看板むすめ:さっちゃんの写真も掲載中。
キネステティクス®アドバンスコースの3日目が終わり、4名の方が修了証を手にされました。
それにしても、皆さん楽しそうですね~♪
これは、<上着を着たり脱いだりする>動作をバラバラに分解しながら、重さの移動や手の動きの方向を言葉にしようとしているところです。
ふだん意識せずにササっと行っている動きを、キネステティクス®の6つの概念を使って説明してみましょう!
上着に腕を通すために、頭から足先までを実にうまく調整しながら動かしていることがわかります。
また、人によって微妙に違うこともあったりします。
《注文をまちがえる料理店》をご存知ですか?
認知症の方たちがホールスタッフを務め、美味しい料理を提供するレストラン。
あえて「まちがえる」と看板にかかげることで、「こっちもおいしそうだし、ま、いっか」と言って笑い合える、そんなおおらかな気分が広がっていくことを願って、全国で開催されているようです。
⇒公式ホームページはコチラ
2020年は、高知で開催された「なちゅは合宿」参加で始まりました。一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワークの承認を得て、昨年末に「なちゅは愛媛」を立ち上げた仲間たちと一緒に高知に行き、全国各地から集まった皆さんの仲間に入れてもらって勉強して来ましたので、ほんの一部ではありますが、報告します。
私自身は、「なちゅは愛媛」代表という立場でのデビューという、ちょっと緊張気味の2日間でした(笑)
写真のポロシャツは2018年版です。「愛媛」は見当たらないのですが、ホームページ上の地図には「Ehime」の文字が入っていて、とても嬉しく思いました。感謝。
合宿のメインプログラムは、特定非営利活動法人法人ぽしぶる:宮野秀樹氏を講師にお迎えしたワークショップ。
宮野氏から、日本における障害者施策や重度訪問介護の制度について、そして、その背景にある障害者の権利獲得運動の歴史についての講義を聞いたあと、グループディスカッションを行いました。
宮野氏とは、昨年4月に高松で開催された「合同シンポジウム~障害当事者こそが変える!人手不足の介護現場」で初めてお会いしました。今回、ご挨拶したら覚えてくださっていて、嬉しかった~♡ 感謝。
⇒過去記事「介護の現場を当事者が変える」はコチラ
第26回「本好きのための読書会」は、『勇気』をテーマに持ち寄りました。
進む勇気、とどまる勇気。
変える勇気、変えない勇気。
こころの扉を開く勇気、守りぬく勇気。
あきらめる勇気、あきらめない勇気。
求める勇気、受け入れる勇気。
言葉にする勇気、聴く勇気。
いろんな『勇気』が集まって、こころのエネルギーになっていった時間でした。ご参加ありがとうございました。
『愛には、いさましさも含まれていて、勇気には、やさしさが含まれている』(やなせたかし著「ぼくが正義について語るなら」より)
11月23日は「おふく感謝祭」でした。
7回目となる今年は、入り口に手指消毒液を置き、窓は開けっぱなしで全員マスク姿。お茶もお菓子もなしでしたが、日ごろお世話になっている方たちと一緒に、ゆったり楽しい時間を持つことができました。
ご参加の皆さま、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
フリーマーケットでは、日用品や食器類が早々に売れていって良かった~♪
手作り作品では、ネコ柄の布ブックカバーが大人気で完売しました!
和柄の布マスク、加賀指ぬき、手毬ストラップなどなど、丁寧で美しい手仕事ぶりに感嘆の声あり♪
ペットボトルのキャップとフェルトで作ったピンクッションは、アイスクリームみたいで可愛かったです♡
もちろん、私はネコ柄のブックカバーをゲットしました(笑)
「今年はアクセサリーの手作りしないのですか?」とのお声もいただきましたが、『密』を避けて販売だけにした次第です。
来年はできるといいですね。
ある朝めざめたら、みんな言葉を忘れていました。
話そうとしても、出てくるのは「ニャー」だけです。
困った人たちは、「こんな日は、猫を手本に過ごそう」と決めました。
おなかがすいたとき ねむたいとき うれしいとき イライラしたとき 誰かとわかりあいたいとき…
猫はどうしているのかな。
私はどうしているのかな。
世界中の人が猫をお手本にする「せかいねこのひ」は、学校も仕事もお休みで、戦争もありません。
『せかいねこのひ』井上奈奈/新日本出版社
2月11日、クロちゃんが死んだ。
推定10歳♂
ネコエイズ(免疫不全)とヘモプラズマ(溶血性貧血)に感染していて、重症の貧血と黄疸と腎不全でした。
昨年7月に「おふくネコ」として迎え入れました。
⇒ 過去記事「ただいま修行中」
皮膚病や口内炎の治療をして元気になってきて、私以外の人にも慣れてきたと思った11月末、まさかの黄疸発症。
クロのことを気にかけてくださった皆さま、やさしく見守ってくださった皆さま、ありがとうございました。
『死は大きな出来事である。と、同時に大小様々のいろんなことが起こり、一切が過ぎていく。その過ぎていく一切が、大きなできごとにつながっていく。私は深い混乱のなかで、なにを話したらよいのかわからない』(町田康「猫のよびごえ」より)
芥川賞作家・町田康と猫たちとの日々を描くフォトエッセイシリーズ4冊を再読しながら、子ネコとの最後の2週間を過ごしていた。
猫に呼ばれるように、次々に出会っていく町田さんの奮闘ぶりに励まされながら、別れの覚悟もしていた。
3月から7月まで書き込まれていた予定が次々に消され始めて3か月。自分自身も小さなサロンおふくも、存在の意味を揺さぶられてるようで、まことに心もとないというのが率直なところです。
売上など全く考えずにやっていたこんな小さな場所でも無力感にうちひしがれてしまうので、個人で経営されているような飲食などの店は、いったいどれほどのダメージと焦燥感なのだろうかと思うと、胸が痛くなります。
そんな無力感に浸りがちな私が、そこを脱するためにやってみたことを書いてみます。
5月12日はナイチンゲールの生誕記念日でした。
今朝の新聞に「看護の礎 再び脚光」という記事が掲載されており、「いしずえ?再び脚光?」と思いつつ読みました。見出しの後の文章を引用します。
『近代看護の基礎を築いた英国の看護師フローレンス・ナイチンゲール(1820年~1910年)の生誕から200年。存命中に力を入れた医療現場でのデータ活用や衛生管理は、現在の感染症対策にも生かされている。データの扱いに政治が介入することも厳しく批判。世界規模で新型コロナウィルスが大流行する中、その功績が再び脚光を浴びている』
自宅のハナミズキが満開になり、どうやらツバメの抱卵も始まったもよう。無事にヒナが誕生して、にぎやかになる日が待ち遠しいです。
前回の投稿に続き、「緊急対談~パンデミックが変える世界」の中で印象に残ったところを紹介します。
今日とりあげるのは、歴史学者ユヴァ・ノア・ハラミ氏の話です。 ⇒ NHK・ETV特集ホームページ
「パンデミックが変える世界」としてハラミ氏があげた事例は、身近でとてもわかりやすいものでした。
ハラミ氏の大学で過去20年間も検討しながら、様々な反対で変化を起こせなかったオンライン化。しかし今回は、1週間で全コースがオンラインに移行したそうです。
TEL:089-994-8220
FAX:089-994-8221
メール:parati-hty@rouge.plala.or.jp
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