人にやさしい介助を学ぶ⑩報告

10月28日(日)は、「人にやさしい介助を学ぶ」の日でした。

キネステティクスⓇ認定トレーナーの中居真紀さんを中心に、ほぼ3ヶ月おきに開催してきた集まりも10回目!

少人数で和気あいあい、自分の身体の感覚を大切にしながら丁寧な学びを続けています。

力技で持ち上げたり引っ張ったりせず、要介助者の自然な動きを意識して介助するので、お互いにやさしく心地よい。「もっと前に知りたかった!」というのが、初めて体験した人の共通の感想です。

ウォーミングアップのあとは、ふだん無意識にやっている【動き】について、ペアになってじっくりと観察します。

視覚だけでなく、相手に触れている手や身体の感覚を通して相手の【動き】を感じるワークは、キネステティクスⓇの概念を理解するうえでとても大事です。

ペアを変えてみると、「人によって違う」ことも気づけたりして楽しいです。

そして、【重力】ってものと【動き】ってものとの関連について、自分の身体を通して納得できたりもします。

介助の方法について、「このやり方でなければならない」というものでは決してありませんし、正解が用意されているわけでもありません。

大事なことは、要介助者の心と身体を、ひとりの人として敬っているかどうか、なのです。

そのことは、介助者の心身の健康が大切にされているか、ということにもつながるわけですね。

お互いに心地よくやさしい介助法を工夫(創造)していくプロセスに、キネステティクスⓇの学びは欠かせないと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

次回は、2019年1月13日(日)10時~12時

初めての方の参加も大歓迎です。

 

また、キネステティクスⓇベーシックコース(3日間)を3~4月開催で日程調整中です。

決まり次第、お知らせいたします!