暖かいお風呂の蓋の上でウトウトするのが大好き。
「お湯はり」を始める気配を察知すると、浴室の前でスタンバイして待っています。
家じゅうどこだって、ネコ様が優先なのであります。
ポール・ギャリコ著『猫語の教科書』は、猫の手による猫のための「快適な生活を確保するために人間をしつけるにはどうしたらよいか」という本で、「魅惑の表情で人間の家を支配する方法」が書かれています。
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支配され下僕となって幸せな暮らしを送っているのは人間というわけです(笑)
第7章「魅惑の表情をつくる」より
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命あるもののなかで、猫こそが最も優美な生き物であることは疑う余地がありません。
これをしっかり頭に入れておくこと。
寝そべったり、座ったり、歩いたり、からだをなめたり、ふざけたり、獲物を追ったり、つまりどんな姿勢で何をしようと、優美でなくてはいけません。
目的はもちろん、家族を魅惑し、うっとりさせておくため。
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寝ているときのポーズも、起きているときと同じくらい大切です。
つまり私たちって、寝ているときでさえ、人を魅惑し続けるという仕事を休むわけにはいかないのね。
ま、本当のところ猫の寝姿は、丸まろうが、四角くなろうが、ダラリと横になろうが、またはあおむけになっても、人の気持ちをなごませるものなんですけどね。
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寝ているポーズのなかでも、とくにかわいらしいのは、前足を片方だけ鼻の上にのせる、または前足を両方とも目の上に乗せる。
腕まくらをするというのもいいいわね。
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ポール・ギャリコ著『ジェニィ』も、おふく文庫にゃんこ本コーナーにあります♪
白い猫となって、猫の世界(内界)へと旅する少年。
命がけの旅で出会うのは、黒猫ジェニィ。
次の「本好きのための読書サロン」に持ち寄ろうかなあ、と思案中の一冊です♪