介助の質を高め、介助者の健康も守るキネスティクスの講座(おふく2期)を開講中です。
8月~12月まで、日曜日を7回使っての長丁場ですが、マイエッタ・ハッチ社認定ベーシックコース修了証をに手に入れることができます。
2期受講生に混じって、おふく1期生も毎回参加して、熱心に勉強しています!
ベーシックコースは、自分の身体を通して自然な動きを学びます。
自分が無意識に動いているところを、体感しながら意識化していきます。
なので、慣れないうちは、かなり混乱してしまいます。
なるほど~って感嘆する一方で、
自分にとっては当たり前な動きが、
全く理にかなっていないことに気づく場合もあるからです。
何かをきっかけに、パワーに頼る動きを覚えてしまったというわけ。
たいていは、早く効率的にっていう目的だと思われます。
「早く、もっと早く 」が、いろいろな面で身体に負担をかけています。
そしてこのことは、介助者となった場合も同じです。
省力化・効率化、危険回避という名目で、
パワーに頼る方法を覚えてしまっている可能性があります。
学習が進むにつれて、そのことに気づき始めると混乱します。
日常、あたりまえにやっていた介助方法が、
実は全く理にかなっていないことだとわかるから。
そして、相手をモノ扱いしているのだということに、
自分の身体を通して気づくから。
これは、なかなかキツイ体験です。
アタマもカラダも、切り替えるには努力がいります。
でも、ベーシックコースを修了する頃には、世界が変わっています!
だから、修了生(おふく1期生)たちは、
もっと深めたくて継続しています。
楽しみながら。
1期生は、11月開講の「アドバンスコース」に臨みます!
キネステティクスの学習を通して、
愛媛にも「人にやさしい介助」が広がってほしいです。