手を尽くしたら見守る

多肉たちの株分けできました(^^)v

落とした葉っぱたちも、たくさん待機中です。

これから2週間くらい何もせずに見守りです。

種まきの時期が大幅に遅れて心配していたフウセンカズラも、少しずつ発芽し始めました。

今年も、グリーンカーテン作りにチャレンジできそうです。お楽しみに!

同時に種まきしても、発芽の時期は異なります。2週間以上かけて出揃います。

見た目はもちろん、環境条件も同じはずですが、小さなタネにも早い子と遅い子がいて、目覚めの時はそれぞれなのだと教えてくれます。

一番に出てきた子からは、ほっとする安心感をもらいました。次々出てくる子たちからは、わくわく元気をもらいました。

まだ出てきていない子もいるのだけれど、これからは、間引きを免れるための闘いが始まります。

目覚めも、生き残りも、タネが元々持っているチカラです。外からできることは、環境を整えて、毎日気にかけていくことしかないのです。

なんだか、人とのかかわりにも通じますね。

外側からできることには限界があるし、何をどう選択するかは本人が決めること。

お世話をやきすぎて、枯らしてしまうことだってあります。

 

対人援助を仕事にしている人の相談を聞いていると、自分の立場上の《価値観》を押しつけているのではないのかな?と感じることがあります。

「こうするほうが本人にとって良いのに」という思いは、

自分の役割から来ていたり、世間一般の《価値観》を基準にしていたりすることが多いです。

本人に受け入れてもらえない場合は、その枠をいったん取り払って向き合ってみてください。

手を尽くしたら、信じて見守ることもプロの仕事ではないかなと思います。

相手が認知症であろうとなかろうと。

 

フウセンカズラの話から飛躍してしまいましたが、

植物のお世話をしていると、人とのかかわりについて考えさせられるのですよね。

相手に、「何もできない無力な人」というまなざしを向けていませんか?