人の話を聞くときに大切なこと

ホームヘルプで外出に付き添った先で、

「人の話を聞く態度」について考えさせられる体験をしました。

ある相談機関でのことなのですが、

利用者さんの相談したいことが相手(相談の対応をしている人)に伝わりにくく、

相手から返ってくる『応答』が的外れなために はらはらしました。

利用者さんは目と耳と足が年齢相応程度に不自由ですが、

 (そのため外出に不安があり付き添っています)

話をする分には何の支障もありません。

 

相手は分かったつもりで「〇〇なんですね」と応じるのだけれど、

相談したいこととは違うポイントなので 話したほうは沈黙する。

 (混乱の沈黙だと思います)

 

的外れな質問をされたとしても、

まじめな相談者は一生懸命それに答えようとする。

 (沈黙よりはいいのだと思います)

 

何度かのやりとりを経て これは伝わらないなあと判断した時点で、

聞こえにくさのサポートを超えた介入をしてしまいました。

 (もちろん利用者さんの了解をもらって)

相談自体は無料のものでしたが、

利用者さんにはホームヘルプ利用料が発生しているわけで、

無駄足にはしたくありませんでした。

 

相談している人とのやりとりがちぐはぐたったのは、

 〇とっても狭い枠の中(よくある相談パターン)でしか聞いてない 

 〇自分にとって都合の良いポイント(知識と経験)に着目して聞いている

 〇相談者の非言語表現(表情や沈黙)に関心をもってない

こんなふうに自分本位で聞いているのが原因かな と考えます。

 

まさに 話の『受け手』というものは 自分の聞きたいように聞いているのだということでしょう。

しかし 自分の聞きたいように聞いていたのでは 人の相談を聞くことにはならないでしょう。

 

目の前の人に関心をもって 先入観を持たずに聞くという 基本的な態度も大事です。

人の振り見て我がふり直せ・・・です。

自分本位に聞いていないか 慣れてしまっていないか よくよく気をつけないと。 

 

さて。 

なんとか情報をもぎとって(ほんとそんな感じ!)

無駄足にはしなかったつもりなのですが、

帰路の利用者さんの言葉です。

 

 「あの方は 違う話に聞いてたのよね?」

 

さすが よくおわかりです (^_^;)