まさか自分が・・・

「まさか自分がこんなことになるとは思ってもいなかった。」

最近 ふたりの女性から同じ言葉を聞きました。

年をとって体のあちこちに不具合が出てくること。

自分が死ぬときはどれぐらい難儀な目に合うのか、

どれくらい迷惑をかけるのか、 不安でたまらなくなること。

親の最期は見ているけれど まさか自分の身にも降りかかるとは・・・。

ひとりは 実家の母親です。

ひとりは おふくから定期訪問をしている一人暮らしの方です。

 

「年をとって生きていくのって、ほんとに大変」

これも共通の言葉です。

今の境遇は異なるけれど 同じ悲嘆の言葉が くり返し発せられます。

 

言葉の背景に 「迷惑をかけたくない」「みじめな姿になりたくない」 そんな気持ちを感じます。

ふとりとも どうにかして “心身の自立” を保とうと日々努力しています ほんとうに。

でも 努力の成果が実感できないのでしょう 以前ほどには。

「まあ なるようになるしかない 結局は」

これも共通の言葉です。

 

少なくとも私は 迷惑とは思わない。

みじめな思いをしないよう 必要なことをやります。

私以外にも そう思っている人はいます。

ビオラが終わったあとに植えたマーガレット。

いっとき ほとんど枯れたようになってしまって、

もう無理かなあ と思っていたのですが。

先日の台風前後の雨が良かったのか、

小さいけどピンクの花が咲くようになってきました。

水不足だったのかなあ。

たくましくて ありがとう。