「ぼっち」という言葉

今朝の朝日新聞の「天声人語」で 「ぼっち席」のことを知りました。

2012年 京都大学の学生食堂に登場したのが始まりらしいです。

テーブルの中央に仕切り板が立っていて、

向かいの席の人と顔を見合わせないで食事ができるというもの。

知らなかった 知らなかった こんなことになっているんだ (^_^;)

「ぼっち」という若者言葉も初めて聞いた (-_-;)   ⇒デジタル版で写真が見られます

「ぼっち」 は 「友達がいなくて1人ぼっち」 のことをいうそうです。

どちらかというと 否定的な意味合いが込められているようです。

 

『1人でいることそのものより、友達のいない人だと周囲から見られることが耐えがたい。』

そんな現代の若者気質を反映したのが「ぼっち席」ということのようです。

 

相席になりたくない とか

1人で丼やラーメンを食べているところを見られたくない とか

大きなテーブルに1人で座ると グループで来る人に迷惑をかける とか 

・・・そんなこともあるらしいです。

ランチタイムになると大学の外に出ていた「ぼっち」さんも利用するので、

学食の利用者が増えるという効果もあるそうです。

 

「便所飯」よりは いい。

相手がいないからといって昼食を抜くよりは いい。

どうぞ人目を気にせず食べてください。

でも 堂々と「ぼっち」できるようにもなってほしい。

 

友達をたくさん作りましょう みんなと仲良くしましょう いつも明るく元気にいましょう

いろんな子がいるのに そんなことを言う学校が嫌いでした。

自分はやっていないのに そんなことを言う先生が嫌いでした。

 

もし今 私が大学にいたら「ぼっち席」を利用するかなあ。

1人ベンチで おにぎりかなんか食べているような気がします。