看板むすめ(4)  

お気に入りのおふくの窓辺で

朝の陽ざしを浴びるさっちゃん。

さっちゃんに会った人は 人なつっこくて穏やかな性格に感心します。

看板むすめとして 立派に勤めております。

 

親ばかを承知で さらに言いますと、

自宅でもおふくでも 一度も粗相をしたことがありません。

保護して以来 一度も怒ったり攻撃的になったりしたことがありません。

朝晩の「遊んで!!」タイムには 狩猟本能全開 瞳らんらん 激しく運動しますが、

本気で人の手を咬んだり引っ掻いたりしたことはありません。

 

初対面の人が自分を受け入れるかどうか ちゃんと観察しています。

ひとまずの安全を確認したら 自分から相手の体にタッチしにいって距離を縮めています。

動物嫌いの私の母には 始めから近づこうとはしませんでした。

(「あの人には近づくな」って 私がこっそり教えてあげたわけではありません)

 

人間にもこんなことができて、

近づかないほうがいい人を察知できて、

近づかないことを自分で選択できたらいいのに。