ちょうど一年前の今ごろ、
家族の入院というできごとの中で、
数年ぶりに「患者家族」の立場を体験していました。
とある病院の一室で、
リスク管理とコスト管理の徹底ぶりにまずは驚き、
患者本人の“顔”を見ない対応にじわじわと怒りがわき、
私はどうしたらいいのかと悶々としていました。
右往左往しつつ 紆余曲折の一年を経て、
制度にとらわれない自由契約の介護事業を始めることにしました。
おふくの玄関にある南天。
スロープを作るとき撤去されそうになったのですが、
無理を言って移植してもらいました。
「難を転ずる」という南天の花言葉は、
「福をなす」「私の愛は増すばかり」「機知に富む」などだそうです。
7月のある朝、
おふくの玄関周囲には蝉の抜け殻がワンサカ・・・
それはかなり凄まじい光景だったので、
ほぼ虫が苦手な私は息子に頼んでごっそり外してもらったのでした。
この南天にしがみついている子だけは外されないで、
台風を経た今も こうして 猛暑の日々のなごりを感じさせてくれます。