自己効力感を作る試み

3月から7月まで書き込まれていた予定が次々に消され始めて3か月。自分自身も小さなサロンおふくも、存在の意味を揺さぶられてるようで、まことに心もとないというのが率直なところです。

売上など全く考えずにやっていたこんな小さな場所でも無力感にうちひしがれてしまうので、個人で経営されているような飲食などの店は、いったいどれほどのダメージと焦燥感なのだろうかと思うと、胸が痛くなります。

そんな無力感に浸りがちな私が、そこを脱するためにやってみたことを書いてみます。

先日のこと、NHK BS1スペシャル「禅×21世紀」の中で、「コロナ禍にあって、どう過ごしているのか」という問いに対して禅僧が話していた「着衣喫飯」という言葉が気になったので調べてみました。

 

「屙屎放尿 着衣喫飯 困じ来れば即ち臥す」

大小便をしたり、服を着たり、ご飯を食べたりして、疲れたら横になる

 

日々、あたり前のことをあたり前にやることが大事だということ。

自分の身体でやること、他の人が代わりにやるわけにはいかないこと。

代わりに排泄をしてもらうことはできない。

他の人に服を着てもらっても自分の寒さは凌げない。

お腹が空いたら食べて、夜になったら眠る、それでよしと。

 

難しく考えず、生きている自分の身体の現実を観よということなのかな?

 

 

また、毎日くりかえす日課があるといい、という話も出ていました。

無力感に浸らないための日課なら、私にもあります!

にゃんこの下僕となって、トイレ掃除をし、ご飯をあげて、ねこじゃらしを振る。

おふくを訪問してくるノラちゃんに会えたら挨拶をして、健康観察をして、ご飯をあげる。

今日も元気でいてくれて、ありがとう。

お世話をさせてくれて、ありがとう。

 

 

でもやっぱり、それだけでは足りなくて、何かやれることはないのかと悶々としてきます。

 

 

《介護崩壊の危機》を取り上げた番組をラジオで聞いていたら、ただでさえ人手不足の介護職をコロナウィルス感染から守る対策として、ロボットが食事介助するのも一つの案だとエライ先生が話していて、これは本当にエライことになったなと冷や汗が出ました💦

食事介助するロボットの開発という話は耳にしたことはありましたが、コロナ対策としてロボット導入なんていう可能性も出てくるのでしょうか💦

 

 

無力感から脱するには、「私にもできることがある」という気持ちを自ら奮い立たせることも必要です。

自分の内からなる「自己効力感」は、具体的な目標を作って達成し、小さな成功体験を感じることで生まれます。

他には、①他人の成功を見ること(代理体験)や、②「君はできる」と説得されることや、③生理的な状態が良いことなどの条件があるとよいようです。

①はたくさんありすぎて、私の場合、逆に凹みそう💦

②は、私の場合、過去の傷を刺激されて終わりそう💦

③は、メディカルハーブという資源でやっています♪

生きている自分の身体の現実を観て、必要なケアを自分で行えるのがメディカルハーブです。

 

今回は、マスクや環境浄化に使えるアロマスプレー、免疫賦活やストレスケアのブレンドハーブティ、手荒れケアのためのカレンデュラオイル軟膏を作りました。

 

おふくのメディカルハーブ教室は、ケアする人をケアしようとやってきましたが、教室も個別レッスンも休んでいて活動できていません。

それで、「自分で作る」モットーをやめて、私が日ごろ使っているレシピで用意したものをメンバーさんに届けることにしました。

 

予想以上にたくさんの方が呼びかけに反応してくださって、本当にありがたかったです。

収入激減なので、材料費はいただいてしまいました(笑)

 

 

マスク常用のストレスや手荒れのケアに、アロマ&ハーブが少しでも役だったら嬉しいです。

さまざまな心配や緊張のなかで頑張っていたり、思うように活動できないもどかしさの中でStay Homeしていたりするメンバーの皆さん、植物の力でセルフケアしましょう~♪

 

また集まって、たくさん笑いながら過ごせる日を楽しみにしています。