墓じまいの相談に行く

ときどき訪問している一人暮らし女性から、“墓じまい”について手伝ってほしいとのご相談が。

 

「どうしよう、どうしよう」と一人であれこれ考えてしまって眠れないの、ちゃんと始末をしてしまったら眠れる気がするの、手伝ってくれる?

「はい、喜んで」と、まずは長い長い物語を聴く。

 

 

そして、お墓の話からご自身の葬式の話になり、ご本人に代わって葬儀社にも相談に行くことに。

墓じまいについても詳しく教えていただきました。

いろんなパターンがありまして、だいたいの相場はこれくらいで・・・。

お寺の宗派によって、お坊さんの『料金』提示が微妙に違うし・・・。

 

また、任意後見制度についても具体的にしていく必要があり、これも、ご本人に代わって松山市の権利擁護センターで相談しました。

任意後見契約は契約が生きる期間が限定されています。

そのため、財産管理とか死後事務委任などが別に必要な場合もあります。

そのあたりの話を確認できました。

遺言書作成についても聞くことができました。

 

葬儀社もセンターも、とても親切丁寧に対応していただきました。

私のぼんやりした知識も、「こんなときどうなる?」という点も、明確になって感謝です。

 

もろもろ明確にしていかなくてはならない。

シビアな話もつめていかなくてはいけない。

ご縁がつながった方の願いが叶うようにがんばろう。

 

『終活』とは言いたくないなあ。

これまで生きてきたように生ききるための行動。

自分らしく生ききるための、前向きな備えです。

ご本人の願い通りの備えができて、「ぐっすり眠れたわ」と言ってくれる日がきますように。

 

にゃんず安眠の図 ↓ ↓ ↓