![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x1024:format=jpg/path/s3d2943799805e4b1/image/i612ebfdd74fac33a/version/1440030990/image.jpg)
介護施設で出前講座をしたときに、
「こんなときどうしたらよいですか?」という
具体的な質問をいただくのは嬉しいことです。
いっぽうで、利用者さんへの対応については、
「こうすれば上手くいく」という答えは存在しないというのが私の考えなので、質問してくださった方が満足したかどうか一抹の心配も残ります。
←順調に増殖中の多肉植物たち
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x1024:format=jpg/path/s3d2943799805e4b1/image/i1d8869de959a1bf8/version/1440032629/image.jpg)
こちらの思うとおりにならないという「悩み」「苦しみ」の背景には、利用者さんに対して、「あなたのため」「与えられたら受けるのが当然」という意識があることに、何とかして気づいてもらいたいのです。
利用者さんを「弱者」にしてしまっていることに。
「前向きに試行錯誤できるヒントになれば」と願い、
質問者の方とやりとりしながらを心がけますが、
こちらが喋りすぎたかなあと反省する日々です。
←鉢植えのフウセンカズラも、わさわさ元気
困ったら、「強者」の立場からいったん降りてみて、相手の目線で自分のほうを見てみたらどうでしょう。
そんなことを言いたいのだけれど、まだまだ力量不足。
短時間でバシッと伝わるだけのコトバを探して試行錯誤のくり返しです。
(ああ、私も「こうすれば上手くいく」という答えが欲しいのだな。)
私もいったん降りてみて、もっと相手の身になってコトバを探す努力を続けましょう。