「痛み止めの言葉」

『生き方上手は 痛み止めの言葉を持っている』 

  斎藤茂太「続・いい言葉は、いい人生をつくる」より

おふくで出会うひとり暮らしの方々に共通するのは、思うところ考えるところを話しながら、

自分で自分の治めどころを知っていることです。

自分の痛みを鎮める言葉を持っておられます。

すごいなあ、よけいなお世話をしてはならないなあ、そんなことを学ぶ日々です。

←花茎が伸びてきた折り鶴蘭

家事援助で利用しておられた方が施設に入ることになりました。

室内で育てておられた「ポットアマリリス」が、

大輪の花をいくつも咲かせて役目を終えました。

施設に入ることを決めたとき、

「あなたに預けたい」と託されてしまいました!!

ポット仕立てで咲かせた花を来年もまたなんて、

すごく難しいことだとわかっておられます。

 

でも、来年の楽しみを持っておきたいからということで、「1年後の私がどうなっているかわからないけれど、もし上手く育てられて花が咲いたら見せてください。」と託されました。

球根の年越しなんて初体験ですが、やるしかありません!!

 

 

とりあえず大きな鉢に植え替えて、日の当たる軒下に置いてみました。

詳しい方の助言求む、です(^.^)

 

「住み替える」という選択をするにいたる、心情の移ろい。

それを聞いてきた者の勤めを果たさねば。