秋のうろこ雲


定期訪問の帰り道、

うろこ雲がきれいに広がっていました。

陽ざしはまだまだ強いのですが、

朝方は空気がひんやりして気持ちよいです。

電線でにぎやかに並んでいたツバメの鳴き声も

そういえば聞こえなくなったような気がします。


 ひたすらに飯炊く燕帰る日も  鷹女



双海シーサイド公園のある国道378号線沿い。

芙蓉の花が斜面いっぱいに咲いています。


ピンク色の柔らかな花びら。

最近すこ~し低空飛行気味のところ、

やさしく和ませてくれました。


 競い咲く花にはあらず芙蓉咲く  鷹女


芙蓉の花言葉は  繊細な美  しとやかな恋人。

古くから美女にたとえられる花で、

美しくしとやかな顔立ちのことを

「芙蓉の顔」 というそうです。

朝に咲いて夕方にはしぼむ一日花というのも、

はかなく美しいイメージなのでしょうね。


  白露や死んでゆく日も帯締めて  鷹女