主体的に選択するって?

昨日に続いて「更新認定」にまつわる話です。

ある85歳の方の悩みは、

次の更新時に「非該当」になりデイサービスを利用できなくなるかも・・・ということでした。

現在利用しているデイサービスを気に入っているそうです。

こんなことを心配しながら暮らしている85歳の方がいる その現実が悲しいです。

ケアマネージャーからは、

認定調査の際には なるべく元気なさそうに・・・という助言があったそう (・_・;)

現在利用しているデイサービスは いわゆる 『リハビリ特化型』 。

3時間の利用で 食事も入浴もなし。

見知らぬ人と食事したり歌ったりするのが苦手なので、

何か所かの事業所を見学して さっぱりしているのが気に入って決めたそうです。

膝を痛めてから歩行に不安があるので ほんとうは週2回行きたいそうです。

でも・・・「要支援1」なので 週1回しか利用できないそうです (?_?)

「週に1回ってね なんか逆にめんどうになってくるのよ」と。

 

保険料も利用料も払って リハビリに前向きなのに 

利用できなくなるかもしれないって心配しながら行っている。

本人が主体的に選択すること 自立を支援することが介護保険だったはず。

希望通り 週2回 楽しみにしながら通って 歩行の力も意欲も高まるのでは?

私は尊重されている と思ってもらえるのでは?

必要なことを 必要な人に 必要なだけ なかなか難しいです。