カフェ探索の顛末

先月の『ときめきセミナー~5年後10年後のわたし~』で、

「カフェを開く」という夢をドキドキしながら語った人がいました。

その夢を応援するという名目でもって “こだわりのカフェ”探索に行ってきたのですが、

停電というアクシデントによって 思わぬ展開となりました。

 

ここ数日は まさに“花冷え”の寒さ。

探索に出かけた昨日は みんな真冬の格好をしておりました。

 

“こだわりカフェ” の “こだわりロケーション”と“こだわりインテリア” を観賞。

ランチを注文しておしゃべりしていたところ 俄かに空が暗くなって雨と雷鳴が・・・。

そしてそして なんと停電してしまったのでした。

 

調理はストップし コーヒー豆も挽くことができない。

エアコンも切れて トイレも使えない と店員さんが説明に来ました。

これから提供できるものについても説明があり 変更するかどうか聞かれました。

「しかたないです。それでいいです。」ということにして、

「めったにないアクシデントを楽しもう」なんて笑っていた私たちでした。

 

“こだわりランチ”に盛り上がるはずだったのですが、

誰も 料理そのものを話題にすることはありませんでした。

帰ろうとして伝票を見ると メニュー表のままの料金が。

暖房が切れて寒いなか 帰らずに食事をしたことへの礼もなく、

人数分渡されたポイントカードにも おまけのスタンプが押されているわけでなく、

どちらかというと 居座って迷惑だったかのような空気で送り出されてしまいました。

 

そうか あのとき断って帰ったほうが賢かったのか・・・。

「大変ですね」「いいですよ」なんて店員さんに声をかけたりしていた お人よしの私たち。

安くしてくれると期待したわけではないけれど なんだかとても残念な気持ちでした。

 

「ひとことも触れなかったね」

「せめてスタンプ2倍押してくれてもいいよね」 

「停電はしかたないけど 二度と来ないね」

などど言いながら帰りました。

 

“他にない特別な売り物”で話題になるのもいいけれど、

何か欠けているのかもしれないなあと思った次第です。

雷と停電のおかげで 良い勉強をしました。