転職について思うこと

「転職」には、

「職場を変える」 と 「職種を変える」 ふたつの意味があります。

私は両方やっていますが、

「職種を変える」というのは やってみるとなかなかそうとう大変なことでした。

私の周囲にも「職種を変えた」あるいは「変えようとしている」人たちがいます。

同じ業界のなかでステップアップしたり 独立開業したり。

まったく異なる業界に入っていったり 定職につくことを自ら放棄したり。

それぞれの人に 大きな節目の物語があるに違いありません。

 

前向きなエネルギーでステップアップしたはずが、

思い描き目指した自分の姿ではない・・・と感じてしまったら?

自分勝手な幻想だったのかも・・・と感じてしまったら?

これは なかなかそうとうキツイです。

それを『失敗』にするか 次なるステップへ展開させるか 自分次第。

またしても 大きな節目だと思って奮闘するしかないです。

 

一度の就職 ひとつの組織 何十年も勤め上げる人はすごいです。

節目節目に どんな選択をしてきたのだろう。

 

人生において最初の職業選択・就職がもたらすもの。

最初の組織 最初の上司や同僚 その出会いがもたらすもの。

今さらですが、

学生時代に 世の中の成り立ちについてもっと勉強していたら・・・と思うのです。

医療や福祉の世界だけは 特別な価値で動くのかと思っていたけど、

やっぱり人間が作って人間が動かすもので 政治や経済と切り離せないものでした。

50を超えて そんなことがようやくわかった私です。